結果は自信で変わる!
自分に自信をつけるためにできること8選をご紹介!
「あなたは、自分に自信がありますか?」
こう聞かれて迷いなく「自信がある」と答えられる人は、多くはないでしょう。
そして、あなたも自分に自信がないことに思い悩み、この記事に辿り着いたのではないでしょうか?
そこでこの記事では、自分に自信が持てない原因と自信をつけるおすすめの方法を8選ご紹介します。
失ってしまった自信を一緒に取り戻していきましょう。
自信がなくて悩んでいる人は多い
まず、前提として自分に自信がなくて悩んでいるのは、あなただけではありません。
おそらく、多くの人が自分に自信がないまま生きています。
稀に、自信満々で何事にもポジティブに捉える人に出会いますが、それはごく少数派です。
日本人は、特に自分に自信がないと自覚している人が多い傾向にあります。
平成30年度(2018年)版の内閣府調査によると、「自分に満足」という人の比率は、欧米諸国で80%以上なのに対して日本では45.1%台です。
また「自分には長所がある」という人の比率は、欧米諸国では90%前後なのに対して日本では60%程度となっています。
なぜ、こんなにも日本人には自信がない人が多いのでしょうか?
その理由は、日本の謙遜文化や国民性が大きく関係しているのではないかと考えています。
例えば、欧米では自己主張することは素晴らしいとされていますが、日本では自信を持って自己主張することは時に「自己中心的」だと捉えられてしまうことも少なくありません。
また、日本では譲り合いの精神で謙遜することが美徳とされている考え方が深く根付いています。
このように、日本の独特な文化が自信のない人を多くしてしまっている原因の一つだといえるでしょう。
【心理学から読み解く】自分に自信がある人・ない人の特徴
自分に自信のある人とない人の特徴は、どう違うのでしょうか?
ここでは、自信のある人とない人の特徴について比較しながら見ていきます。
他人軸と自分軸
自信のない人は他人軸で、自信のある人は自分軸でいる傾向があると感じます。
例えば、自信のない人は他人の意見や世間体で行動や発言を決めがちです。
一方で、自信のある人は他人の意見は参考にするものの、最終的には自分の考えや意思で生きているのです。
このように、自信のない人は他人の意見を気にする傾向から、生きづらさを感じてしまうことも少なくないでしょう。
口癖
自信の有無は、その人の口癖にも表れます。自信のある人とない人の口癖は、以下の通りです。
自信のある人 | 自信のない人 |
● 自分ならできる ● 〜しよう ● ありがとう | ● どうせ自分なんて ● 無理・出来ない ● すみません |
自信のある人は、ポジティブな言葉が多いのに対して、自信のない人は自己否定的な発言が多くなるでしょう。
結果への認識
自信を失いがちな人は、結果がうまくいかないとそこに至るまでの過程を評価しようとしません。
一方で、自信のある人は結果がどうであれ、これまで頑張ってきた自分を評価します。
そのため、結果に囚われずに自分のできたことを認めやすく自信が育ちやすいのです。
姿勢・話し方
自信のある・なしは、その人の姿勢や話し方などの外見からも判断できます。
行動心理学の統計の中では自信のない人は、猫背で俯き加減でボソボソと声が小さく早口なのが特徴です。
一方で、自信のある人は背筋が伸びてしっかりと相手の目を見ながら、ハキハキと喋ります。
また、言葉の語尾にも特徴が出てきて、「です」「ます」と言い切れるという特徴も出てくるでしょう。
自信のない人ほど自分を強く見せたくなる
一見すると、自信のない人は弱々しく思われがちです。
しかし、自信のない人ほど傷つきたくないという想いが強く、自分を強く見せることで自己防衛しているケースもあります。
また、他人から認められて自信を保ちたいという気持ちが強くなる人は、承認欲求が強くなるため、人の言動に敏感になるでしょう。
自信をつける方法8選
自信のない状態から自信をつけるには、どうしたら良いのでしょうか?
ここでは、自分に自信をつける方法を8選ご紹介します。
小さな目標を達成する
成功体験は、自分に自信をつけるきっかけになります。
ただ、いきなり大きな目標を掲げて成功体験を得ようとすると挫折することも少なくないでしょう。
そこで、おすすめなのが「小さな目標を達成する」ということです。
例えば、いつもより仕事のスピードを早めてみる、一日一つありがとうを集めるなど、どんなことでも構いません。
自分が確実にできそうな成功体験を積み重ねていくことで、自然と自信はついてくるでしょう。
自信のある人と関わる
ハーバード大学の論文によると、周りの人が自分に与える影響は約50%だと言われています。
つまり、自信のある人と積極的に関わるだけで、他人の思考に影響され自分にも自信が持てるようになるというわけです。
関わる人を変えるだけで、性格や環境はガラリと変わるでしょう。
なぜ自信がないのかを明確にする
自信がない人は、なぜ自分に自信がないのかをもう一度見つめ直してみましょう。
自信がない理由を明確にすることで、自分の改善すべき点が見えてきます。
例えば、自分の仕事に自信が持てないのであれば、スキルアップのための勉強をしてみるなどの改善策が生まれます。
本質的な原因と向き合い改善していくことで、自信はついてくるでしょう。
他人からの評価を鵜呑みにしない
自信のない人は、他人の評価によって自信を失っている傾向にあります。
自信のない時は、他人の評価はよりも「自分の評価」を優先して生きてみましょう。
こうした自分軸で生きることで、他人の評価によって自信を奪われることも少なくなっていきます。
口癖を変える
口癖は、無意識に使われていることがあるため、その人を表す鏡です。
自信がない時は、無意識にできていないことに意識が向くような思考が強くなります。
自信をつけるには、口癖をポジティブなものに変えるだけでも自信を育てる方向に思考が変化し、できていることに意識が向くようになるでしょう。
苦手なことを無理して克服しようとしない
どんなに自信のある人でも、苦手なことはあるはずです。
苦手なことと同じくらい自分には、得意なことがあるはずです。
まずは自分が得意なことを頑張って自信を作り、苦手なことに取り組むエネルギーを育てましょう。
デジタルデトックスで情報を遮断
世の中には、さまざまな情報が溢れ誰もがいつでも見られる状態にあります。
しかし、自分に必要のない情報まで知ってしまうことで、不安になることや自信をなくしてしまうこともあるでしょう。
時には、デジタルデトックスして情報を遮断し、自分を高めるための時間を作ってみてはいかがでしょうか?
寝る前に自分を褒めてできていることを認める
眠る前の落ち着いた一人の時間に、自分を褒めてあげる習慣をつけましょう。
どんな些細なことでも構わないので、自分のできたことを素直に褒めてあげることで、自然と自信が湧いてきます。
まとめ
ここまで、自信のない人の特徴や自信をつける方法をお伝えしてきました。
自分に自信が持てるようになれば、人間関係や仕事も見え方が変わってきます。
今回ご紹介した自信をつける方法・習慣をぜひ実践してみてくださいね。
子供たちの 自己肯定感 を高める
メンタルトレーニングの入門資格 ジュニアメンタルマイスター
この記事の作成について
監修:清水 利生
株式会社43Lab 代表取締役
著書:スポーツの本番に強くなる!「子どもメントレ」
1985年山梨県生まれ。
Fリーグでプロフットサル選手として
プレーする中でメンタルの重要性を知る。
引退後、取り組みが「結果」に
繋がらない人のサポートがしたいと思い
メンタルトレーナーに。
ジュビロ磐田、ヤマハモトクロスレーシング、
トヨタ車体クインシーズ、
中央大学駅伝ブロック、他多数チームの
メンタルトレーナーを務め、
過去500人を超える
日本のトップアスリート、
10,000人を超える子どもたちの
サポートを行い結果に繋げる。
日本サッカー協会主催
「こころのプロジェクトユメセン」の講師としても活動し、
子供たちの夢を持つ大切さ、
こころのサポートを行う。